記憶の国のアリス

子育て終盤戦から瞬く間に母の介護へ移り変わった日々を綴ります。

何事も無かったかの様に

昨日の

コロナだから訪問看護訪問介護(ヘルパーさん)を入れたくないという母の要望は

多分、この3日間、母の家に行かなかった私への抗議なんじゃないか。

車の運転をしたいというのも、そうなんだきっと。昨日、撃沈して寝て、今日起きたらふとこんな事が頭をよぎった。もう、泣きたい気分。

天気が良かったので朝ごはんの準備をしていたら少し元気が出てきた。

 

何事も無かったかの様に

10時ごろ、母に電話をする。

今日は母と食料品の買い物に行く予定になっていた。

「買い物のついでに、レストランで昼食を食べない?そのついでに公園で散歩をしたらどうかな?天気もい良いし。」と誘ったら「あら、いいわね。」と嬉しそう。夫が「いつもいない人が一緒の方が気分転換になるんじゃない?」と言ってくれて。3人で出かけた。

少し公園を散歩してから、産直で野菜の買いもの。

雪が積もった並木道がきれいで、気分が良かった。

その後レストランで昼食。レストランはこざっぱりしていて暖炉があって暖かい。

メニューはどれも、野菜が豊富でしかも薄味ながら美味しい。最近お気に入りのお店。

気分よく美味しい食事をするって大事なんだ。

その後、スーパーに行って野菜以外のものの買い物。

何事のなかったかのように、

「明日訪問看護とかの契約の時にお出しする飲み物とか、お茶菓子を買って置こうか?」と私。「そうね、そうしましょう。」と母。

「コロナだからペットボトルで飲み物を用意しておいたほうがいいかしら。どれがいいと思う?パパ。」と夫を巻き込む。

夫も「お茶がいいんじゃないですか?お母さん。」と真剣に選らんでくれる。

母は私の夫が大好きなので、買い物が楽しくなってきた様子。お茶菓子も選んだり、夕飯用のお惣菜も買って和やかに買い物終了。

母の家に戻り荷物を解いて明日のお茶の支度をする。 買ってきたペットボトル常温のままの方がいいかしら?、と母。そうね寒いから常温のままの方がいいね、と私。

何事もなかったかのように訪問介護の契約に受けて準備を進める。帰り際にまたあした契約の1時間ぐらい前にくるからねと、笑顔(を作って)で手を振る私。 夫も手を振る。

母は今日はありがとね、楽しかったわね、と手を振る。

このまま明日、何事もなかったかのように訪問看護訪問介護ヘルパーさんの契約に踏み切る。

昨日の母の発言を何事もなかったかのように、母の気分をそらせて契約してしまうのは不安だけど。もしかしたら、うまくいかないかもしれないけど。 でもこのまま家族だけで過ごしていたら良いことはないし。

頑張れ~!自分!

ポチっとしていただけたら、頑張れるかも↓

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村


f:id:tartetatin75:20230129194749j:image