昨日は母が細々と続けていた趣味のコーラスのサークルを退会してきた。 細々と続けていたと言ってもこの半年は一回も言っていない。 去年の7月にコーラスの発表会があってそれ以降は足が遠のいていた。本来、月に2回ほどの集まりだった。
公民館でやっているサークルなので月会費も数百円。正式に退会届を出していなかったからその数百円が積もり積もってしまい会長さんが電話をしてきたようだ。
コーラスの会長さんは熱心に母のことをまた戻ってくるように勧めてくれていた。しかし母は居心地が良くないことに気づいてしまったので行かなくなった。 もちろん車の運転は止めてもらっているので、今は自力では行けない。市民大学の講座はいまだに行きたいようで、送って行ったりするけど、コーラスは母はもう止めると言う。
夏に行われた発表会を見に行ってなんとなく感づいた。 多分、認知症の症状が見え隠れする母に他の会員は冷たいのだ。認知症になった人に理解のある人ばかりではない。
母だって以前は、いや今でも『○○さんはボケちゃって大変なのよお~。』と、ひと様の事を言っている。返す言葉もないけど。
私が運転して、その会長さんに会いに行った。今までの会費をお支払いして、世話になりましたと挨拶をする。母は、『運転をしないように娘に言われたからもうここへは来れないのよ。』言った。 居心地が悪くなったからやめるとは言えないからこれはしょうがないなと思う。
会長さんは私に 『まだまだお母さんは運転できるわよ。車の運転上手なんだから。』という。私は言葉が見つからず、適当に返答しておいとまししてきてしまった。
ポチっとしていただけたら嬉しいです↓