記憶の国のアリス

子育て終盤戦から瞬く間に母の介護へ移り変わった日々を綴ります。

朝ドラ 舞い上がれに思う事

母のことがいつも頭の中にあって、ずっと電源がオンになっている状態。 これはまずい。唯一 忘れられるのは仕事中 と運動で必死に動きを頭の中で考えている時。

そんなわけで夜 プライムビデオとかで気分転換をしようと映画とかドラマとかを適当に、そしてなるべく 介護に関係なさそうなものを選んで見ることにしている。

が、最近適当に選んだ作品が二つとも認知症と介護の映画とドラマだった 。ショック。

そして朝ドラの『舞い上がれ』もかる~く介護の問題を扱っている。

NHKで朝ドラとかを作っている人は結局仕事をしている人だから、仕方ないかもしれないけど、実際の子育てや 介護とは到底 かけ離れていて がっかりな展開。しかもどう見ても一人で暮らしていけそうなバンバを、住み慣れた五島から引き離して娘の家に同居なんて、こういう展開本当にやめてほしい 。

娘が岩倉の社長やめて介護につきっきりになるだなんて、うちの母も見ているんだからやめてほしいな。 娘が面倒見るの当たり前みたいなの。

NHK の番組って結構私を苦しめる。 昔からそうだ。

子育ての時は『お母さんといっしょ』を見て心が痛んだもんだ。  だって3歳ぐらいの子供達が静かにみんな座ってるの。これびっくり。 歌のお兄さんとかお姉さんが踊ったり歌ったりしている周りで幼児が鎮座している姿。 うちの子はそんなの無理だったから。 一緒に踊りだしちゃうから。文句を言わずにおとなしく言うことをきかせることを目的とした日本の幼児教育を象徴していてイヤだったな。模範生を映像で見せられている感じ?

 

今回の朝ドラだって、ほらーやっぱり娘が見るのが一番幸せ!

娘と一緒に暮らすのが王道よね、ってお年寄りに刷り込んでいる様なものだと思うのだけど。またしても模範生を見せられている感じ。

もしかしたら バンバはこの五島に帰るのかもしれないけど。

私の希望をしては、バンバは五島で地域の皆さんに助けてもらいながらヘルパーさんや 訪問看護 訪問診療などを入れて、最後まで一人暮らしで天寿を全うする という展開にしてほしい。

でも介護も 地域格差があるから、五島では 無理なんだろうな。

五島ではなくとも私の 母が住んでいる地域は人家がまばら なので 訪問介護の事業所はあまり 来たがらない。一軒一軒が離れているので採算が合わないのだ。

しかも 家族で見るのが当たり前の地域なので需要も少なく訪問介護事業所は軒並み 潰れてしまうのだ。

そうだ!朝ドラも大阪では介護保険を使って訪問看護やヘルパーさん入れられたけど、やっぱり五島に戻って暮らそうと思った時にヘルパーさん来てくれない、みたいな展開になって介護って地域格差あるよねみたいなメッセージ出してくれると NHK も少しは役に立っていると思うのだけど、皆さんはどう思われますか。

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