記憶の国のアリス

子育て終盤戦から瞬く間に母の介護へ移り変わった日々を綴ります。

施設の情報収集

認知症の症状が進んできた母。

どう考えても遅かれ早かれ施設に入るのは間違いない事実。←我が家の場合。

 

本を読み動画を見て分かった事は、我が家の選択肢としては、

グループホームもしくは老健しかないという事。

この辺はグループホー厶の家賃に当たる部分が都会と違ってお安い。資金を考えても、この2択かなと。

 

かといって、地域包括センターに行って情報収集する気力もなく、

ケアマネに聞いてみるタイミングもなく。←メールや手紙で相談すればいいの?

母の食事や洗濯の管理をしているだけで時は過ぎていく。

私の今できている施設情報収集は、仕事中に介護をしているご家族から話を聞く事。

調剤薬局の薬剤師をしていると、介護をしているご家族から色々な話を聞かせていただける。

御両親を遠距離介護している娘さん。

お母さまを自宅介護をされている息子さん。

独居の高齢患者さんの薬を取りに来られるヘルパーさん。

色々な事情の方が、お話をしてくださる。

昨日は90代のお母様の話を、60代の娘さんから伺った。

娘さんは60代、ご自身の薬をとりに来られた。90代のお母様は、認知症はないが足腰が弱って老健に入所している。当初は要介護2だったそうだ。ご自宅は古い作りで段差がおおく、台所に至っては土間。古民家だそう。冬は寒く(この辺りは雪が積もる)、自宅で過ごすことは出来なくなり老健に入所されたそうだ。

娘さんは

『快適なのよ。食事も栄養考えて作ってもらえるし、なんたってリハビリがいいのよ。それで生活のリズムも整ってしまって今は元気なの。』

『娘の私には、あんたはもう少し食事や運動をして生活を見直しなさいって言うぐらいなのよ。』

『それでね、リハビリで歩けるようになって今は要介護1になってしまったのよ。』

『洗濯物は始めは私が取りにいって洗っていたけど、ガソリン代考えるとね頼んだ方がいいのよ。今では洗濯は有料で頼んでいるの。面会は自由ではないけどね。時間が決まっていて、少しの時間しか、会えないけどね。』

『洋服もね季節を考えなくでいいのよ。一年中温度管理されているから。だからそんなに洋服を買いにいったりしなくて大丈夫なの。』

うんうん、そうかあ~。

私が以前から目をつけていた老健の話が初めて聞けたぞ。

なかなか良さそうではないか。

洗濯物情報まで、いただけました。面会がやはり制限されているのね。

実際に入居されているご家族から話をきけるのは貴重。

私がいまだに出会わないのは、グループホームに入所されているご家族だけど。早く出会いたい。

そうこうしているうちに母の認知症はすすむ。

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