カリフォルニアから来た娘
いつもは介護をやらないのにたまに首を突っ込んでくる親戚、いますよね。
カリフォルニアから来た娘 ってやつです。
私の場合は 頻度は高くはないけど、たまにやってくる。
まに来るから成果をあげたい 。
認めてもらいたい。
手柄を立てたい。
褒めて欲しい。
というのが見えちゃっていつも、ゲンナリ。
たまに来てやってくれることは、
大抵はいらないこと。
かえって いつも 介護している人にとっては手間が増える。
これこれをやってもいいかな、かえって迷惑ではない?ぐらい事前に聞いてほしい。
いつも介護をやっていない人は
何もしないでいい。
いつも何もできなくてすみません 。
いつも本当にありがとうと言ってくれればいい。 謝罪と感謝述べてくれればいい。
余計なことはしなくていい。
ただ母の話し相手になってくれればいい。
と思うのです。
最近、そういう目にあったので吠えてみました。
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母からの電話
母は私に電話をすることができる。
なので自身で気になる事があると私に電話がかかってくる。
お掃除のヘルパーさんが来る日は 必ずかかってくる。
朝、私がまず電話を母にする
私:『今日は掃除のヘルパーさんが来ます 。よろしくね。』
母 :『 分かったわ、 私は何をすればいいの?何もしなくてもいいのね。』
10分ぐらいすると、 母から電話がかかってくる。
『おかしいのよねえ。どこも ここも、 きれいになっているのにどうしてヘルパーさんが来ることになってしまうのかしら。』
私はそのたびに、
『だってお風呂は 自分で掃除しないでしょ。私が行った時 浴槽内は掃除するけれど 体の洗うところはお掃除してないよ。 してもらったらありがたいんじゃない?』
と言う。
この繰り返しが毎回毎回続く。
毎週毎週続く。
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分かっちゃいるけど凹むなあー
今日母の家に デイケアの送り出しに行った。
生ゴミの捨て場のところに、私が昨日 母に届けた料理が 丸ごと捨ててあった。
煮物とほうれん草のおひたしとだし巻き卵だった。
もちろん 今までだってヘルパーさんが作ったもの、 私が作ったもの、 お嫁さんが作ったもの 、何だって捨て続けてきた。
ヘルパーさんが作ったものだと『ヘルパーさんに悪いから。』なんて言って目につかないように捨てたりもするのに。
そして冷蔵庫の中にはヘルパーさんが作った ずいぶん 古いものが 残っていた。
古いも新しいも わからない。
誰が作ったかも分からない。
仕方ないけどさ。
昨日作ったばかりの私の料理が 生ごみの所に 無造作に捨ててあったので、
少し イラッと来た。
母にそのことを言ったら、『 あらそうだったの。』と言って笑っていた。
認知症になった母を追いつめてはいけないけどさ、
すがにへこむよね 。
今回が初めてじゃないけどさ 。
同じ土俵に立ってはいけない。子育てと同じ。
分かってはいるけど凹むなあー。
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認知症の母とのお友達付き合い
母のコロナ前までのスポーツ仲間から、お誘いがあった。
車でお出かけするいう。 母は行きたいのかと思いきや 行きたくはないらしい。
母は自分ではもう 断れないのだ。
私はそのお友達の電話番号を調べ、お断りの電話をする羽目になった。
母の認知症のことを言わないでおくべきか 少し悩んだが 、
今後また色々とお誘いがあると困るのではっきりと現状を伝えた。
そのお友達は母よりも 年配で未だ 車の運転をしている。
もう90歳を過ぎている。
そのお友達は私が母から車を取り上げたから認知症になったんだというような趣旨のことを言ってきた。
ちがうちがう、認知症になっていたから 車の運転は断念してもらったのだ。
いや 認知症になっていなくても私は80歳を過ぎて運転しているのは極めて危険だと思う。
私が母の異変に気がついたのは86才の時だった。今思えば 遅すぎるぐらいだ。
私の勤めている薬局では年配の患者様がすごく多い。
時々 運転免許の話になる。 しっかりとしている方は免許返納が早い。
もちろん ここは田舎なので車がないと とても不便。
それでも運転免許を返納した方は、 オンデマンドタクシーや公共機関を使って何とかクリニックまでやってくる 。そして 帰りは薬局からタクシーを呼んで帰るのだ。 私たちはそのタクシーの手配までをお手伝いをする。
70歳を過ぎたら車の免許は返納する義務を作ってしまった方が良いと思う。
認知症がある無し関係なく。
認知機能だけではなく、視力 や運動能力 、反射神経 を考えても 70歳が限界なのでは?
話はそれてしまったが認知症になった場合 お友達付き合いは、もう出来ない。
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医師の指示書が必要な老健のショートステイ
1月のケアマネ訪問のときに、その老健のショートステイの契約を申し込む事にした。
老健のショートステイは主治医の指示書が必要との事。特養のショートと特に指示書はいらなくて敷居は低いそう。
老健の隣に特養も有るので、そちらのショートも利用できるように契約をしようと言う事になった。特養のショートは土日はほとんど予約が入れられない状況らしい。
2〜3施設契約しておいて予約できる日程でショートを試して行こうということになった。
先週の母のクリニック受診のときに主治医に
その際、また指示書が必要な事を伝えた。
快く引き受けていただけたが、老健のショートへの指示書は初めてだとおっしゃっていた。
「どんな事を書けばいいのでしょうね、どんな形式なのかな。」と先生。
そうなんだー、老健のショートってそんなにレアケースなんだ〜と思って帰ってきた。
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正月の騒動、お年玉と年賀状で徘徊の危機
年末年始は、母は孫達が帰省したのでお年玉をあげたくなってしまった。
母は金銭の管理はもうできないので、私がしている。
孫たちへのお年玉 ね~。もう、いいよ。
と放っておいた。
そしたら母は
孫にお年玉を上げなくては、と不穏になってしまった。
何度も何度もお年玉を上げなくてはと繰り返し言われて
私もゲンナリ。
用意するのは私かよ。
と思いつつ、
銀行からお金を下ろしてきてポチ袋を用意して名前を書いた。
これを無事に孫達に渡すのも大変だった。
そして年賀状。
もう母は忘れているから 今年から出さなくていいかな なんて思っていた。
が母への年賀状がちらほら届いてしまった 。
私は見て見ぬふりをしていた。
しかし、母は年賀状が気になって仕方がないらしい。
年賀状をもらったけど、どうしたらいいのからと何度も何度も言われてゲンナリ。
用意するのは私かよ。
と思いつつ、
年賀状には 間に合わないので 寒中見舞いにしたらどうどうかと持ちかけた。
私は寒中見見舞いのハガキを用意して届けると言ったが、2日ぐらいたってしまった。
そしたら 母は自力で 郵便局へ行ってはがきを買うという 。
歩いて行けるところに 郵便局などない 。
母は電話越しに、『今から行こうと思っているのよ。』 と言うではないか。
この凍てつく冬空のした、田舎道をとぼとぼと歩いていく母の姿が私の頭に浮かんだ。
やばい、徘徊の危機だ。
私は慌てて、外出しないよう言い聞かせて、寒中見舞い はがきを届けた。
年始早々 危うく 徘徊して帰って来られない事態に追い込まれるところだった。
年賀状といい、お年玉といい、正月ならではのゴタゴタ だった。
昔から正月は好きではなかったけど、やっぱり好きにはなれない正月だった。
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ヤクルトさんからのカモられ体験!断固として拒否
母の家に来ていた置き薬屋さんと ダスキンさん
そして ヤクルトさんを断った。
ずっと断らなければなと思っていたが 後回しになっていた。
以前、有名人の介護のエッセイで
ダスキンさんとヤクルトさんは いい話し相手になってくれているからありがたいというのを読んだことがあった。
それで なんとなく母の家もそのままにしていた。
しかし今回ヤクルトさんにカモられていたことが発覚。
高い化粧品を買わされていた。
これ以上カモられてはたまらない 。
今後いっさいの訪問販売を断った。
友人に この話をしたところ、
『 あーそうそう 、うちの母もヤクルトさんにカモられてた。高い化粧品 いっぱい買わされてたよ。』
立て続けに 置き薬屋さんにも高い 健康食品を買わされていた。こちらも 今後の取引を 断った。
その点 ダスキンさんは、記憶力判断力が落ちた母に高額の商品を押し付けることもなく良心的だった。が、これを機会にお断りした。
我が家はこのぐらいですんで良かった。
クレジットカードで定期購買を際限なく申し込んでしまったり、
大規模な自宅のリフォーム なんて 契約してないんだから これで良しとしなければ。
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