記憶の国のアリス

子育て終盤戦から瞬く間に母の介護へ移り変わった日々を綴ります。

訪問看護(リハビリ)、訪問介護(ヘルパーさん)を契約

昨日は1時半からヘルパーさんの事業所と契約そして3時から訪問看護の事業所さんと契約をした。

ヘルパーさんの事業所からは、お二人で来てださって、とても明るく素敵な方々だった。やっと我が家にも女神が来てくださったのかしらと私は嬉しくなった。

母もすっかり嬉しくなったらしくなごやかに契約が済んだ。

その方たちと入れ替わるように、訪問看護の方がまたお二人でみえた。

こちらのお二人はリハビリの理学療法士の方でやはり熱心で明るくさわやかだ。

しかし母は訪問看護の方たちには何だか心を閉ざしている。

私は以前から母にどちらかと言うと訪問看護(リハビリ)を、頼むことにしょうね、と話していたし、母も同意していた。

『家で運動ができるなら、それはいいわね。』と母は言っていた。

が、母はそんな話聞いてないよみたいな態度になり、なんとなく不機嫌な感じになり、あくびばっかりして愛想もない。

訪問看護の方は、そういう態度にも慣れているのか一生懸命盛り上げようとしてくれている。そしてついに母は『コロナなのにこんなことやるの?』なんて言い出す。あーやっぱり無理だったのかしら。

それでも訪問看護の方は嫌な顔一つせず笑顔で母を盛りたて、契約までこぎつけてくれた。お仕事とはいえ、頭が下がるおもいだ。

皆さんが帰られた後、母は『ここで体操するなんて私聞いてないわよ。』と言い出した。

合計3時間以上にも及ぶ契約をした後で私は疲れ切っていてイラっとした。

けど、ここで事を荒立てたら修復するのにさらに時間がかかる。

『あれ~、ここのテーブルをかだして、ここだったら体操とかできるかな、とかここにヒーター持ってきて暖かくしとけばいいかなあなんて言ってたじゃない?』と優しく言った(←つもりだ)。

その後、なかなか母の機嫌が直らないので、いたたまれずじゃあまた来るねと言って帰ってきてしまった。何もかも、母にとってはいらぬお世話なのかもしれない。

認知症ってこういうものだとわかっていてもやっぱりツラいなあ。最近、安心して眠ったこともない。この先どうなるんだろう。

私一人で認知症の母の切り盛りしていくのは、不安で心細いなぁ。

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