昨日は母のスマホを解約した。 もう使えなくなって数ヶ月。去年の今頃はまだどうにか使えていた。スマホを かけられたし、でることもできた。携帯の時みたいにスムーズには使いこなせてはいなかったけど。 LINE は全然覚えられなかった。 2年ぐらい前の夏に LINE に挑戦したがその時、もうすでに短期記憶が失われていた。 簡単な操作がどうしても覚えられなかった。 でも、あの時はまだ認知症を疑ってはいなかった。 年をとったからと覚えが悪いんだなと思っていた。
このスマホには散々苦しめられた。 スマホは携帯電話と違って画面がスッと消えてしまったりするのが、どうも ダメだったらしい。 携帯を使っていた頃は ショートメールを頻繁に使っていたのにスマホにした途端 ショートメールが上手く使えなくなった。 着信履歴も画面がすぐ消えてしまうので母には何が何だかわからなくなってその度に固定電話で電話がかかってきて大変だった。
スマホが使えなくなってすぐに解約できなかったのはスマホに母の友人の連絡先が入っていたからだ。認知症初期の頃は夜中にスマホで、友人に電話をしてしまっていたようだ。
だんだん友人もおかしいと思うようになったのだろうか、連絡は来なくなった。 今では固定電話で1人だけ電話をかけてくれる友人がいる様子。
認知症って分かってからも付き合ってくれる人なんてなかなか いるもんじゃない。 そう思うと自分が認知症になった時は友達がいなくなるのかと思うと 寂しい。でも夜遅くにスマホを鳴らされちゃ 連絡途絶えるよね。 結局、 友達がいても最後は連絡が途絶える。 介護職の人か家族しか、認知症の人の相手はできない。
スマホの解約は思ったより簡単だった。母本人と一緒に行った。ドコモのアイパッドの画面に母が自らサインして終わり。店員さんも優しい人で、なごやかに終わった。母が自分の名前をサインしたとき、達筆でおどろいた。
スマホを解約してホットしたのもつかの間、今度は洗濯機が使えなくなっていた。
洗濯かあ~、ヘルパーさんにもっと入ってもらうしかないかなあ。
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